2008年11月15日土曜日

NPO、社会企業。
すばらしいと思う。
「人の役に立たない会社なんてないんだよ」とよく言われたが、それはうそ。
なぜなら、利益が第一の目的だから。
社会の発展のため?? うそうそ。よく言えるよ、ホント。じゃあ別枠で慈善事業とかやる意味無いんじゃないの?もうすでに役立っているのだからさ。

その点、NPOや社会企業は、会社が持つ、「利益に暴走する」という癌を持っていない。
「そんなことしませんよ!」って、宣言してしまっているから。
あくまで、目的は社会に向けている。自分ではない。

全ての企業が、こんな風になればいいのに。

目的は大学ではなく、働くこと。

進学教育とキャリア教育がコネクトするのは間近であると思う。
理由は二つ。

少子化によって、教育業界は市場を開拓しなければならない。
しかし、学習塾といえば基本的に大学受験以上のサービスは提供しない。
よって、大学受験こそがサービスの上限であり、天井である。現在のままではこれ以上にはなれない。
よって、これを取り外す必要がある。

フリーターやニート問題は、キャリア教育の欠落であると考える人もいる。
働くことにたいして、若者は意識が薄くなっている。
キャリア教育と進学教育は蜜に繋がっているはずだが、もはや大半が大学に入学する現在、大学→就職というレールが出来上がっている。今後は、このレールを生かす必要がある。
大学に入ってから、将来を決めるのは遅い。なぜなら、文理系は既に定まっており、進路は必然的に狭まってくる。「とりあえず大学」は「とりあえず就職」を生み出し、雇用のミスマッチを生み出すのだ。

入学前から将来の目標を定め、それに即した学校を選ぶというのは、今後ますます重要になってくるだろう。そのため、進学指導を含めたキャリア教育は既に高校生、中学生、小学生の段階から実施されるべきである。より良いキャリア教育を求める親は、学校だけではなく、塾にもキャリア教育を期待するのではないか。

2008年11月8日土曜日

愛しさも、切なさも、心強さも、欲しいよ。

「鬼ごっこで? 4階から中1転落死」について。

保護者、メディアの対応がどうなるのか、注目。
前回のパン無茶食い「事件」のように、誰かが血祭りに上げられるのか。
それとも、今回は「事故」としてメディアは処理するのか。

机の上に載って、バランスを崩して、窓の外に落下したようです。
まさか、「何故もっと頑丈な机を設計しなかったんだ!」って、学習机の業者が訴えられたりして…

「熱湯欲」

「ネット情報の一貫性」について。

偏見かもしれないけれど、いわゆる「ネット右翼」の方々の意見は、一貫性や論理性に欠けるものが多いのかなぁと。

2chに代表されるような、書き込みネット情報は、「相互協力的な集合知」であると同時に「断片的な情報の集まり」とも解釈できるのかと思います。
例えば、「一人が書き上げた分厚い本」ではなく、「一人が1ページのみを担当した分厚い本」のような。

良い面もあると思いますが、一貫性や論理的な側面は、どうしても脆くなってしまうのかなぁと。

ガッツリ、一冊の本を読むのも、今でも学問の王道なのかもしれませんね。

「私が、航空幕僚長です。」

田母神氏論文 について。

「国防」に直接的に関わる人が、右の方向に傾くのは、必然だと思えるような…

自衛隊内に、このような考えを持つ人がいても、別にかまわないのではないかと思う。
ただ田母神さんは、「航空幕僚長」だそうです。

こういう問題は、公人(権力者)と私人(個人)の区別が争点になる。

「航空幕僚長」という肩書きの、国内での権限がどの程度なのかを知らないので、なんとも言えませんが。偉いさんなので、こんなふうな混乱になる可能性は十分に理解していたでしょう。


でも彼は、「政治家」ではないので。
「文民統制」である以上、もしこれが、政治家である防衛大臣の発言だったら、100%の大問題だと思う。
うーん、線引きが難しい…
一応、この国は、思想の自由は保障されているわけで。


でも批判されてるのも覚悟した上で、この論文を投稿したのでしょう。



ただ、実際にその論文を読んでみて、個人的に思ったことは、

①「アパグループの懸賞論文」って…? …アパグループ。自民党の内輪?
②「論文」にしては、お粗末というか… どちらかと言うと「ちょい気合入れて書いた日のブログ」のような雰囲気がしてならないんだけどなぁ…


「空気を読む」という感覚は、日本人特有だと聞いたことがあります。 その感覚が善いか悪いかは分かりませんが、自身の立場を理解した上で、「覚悟を決めて」発表する論文なのであれば、もうちょっと気合入れて書いても良かったんじゃないかと思います。右の方が街宣車から流すプロパガンダのほうが、まだまだお上手かと…


この程度の論文で300万円もらえるのか…

「美しい国会、日本。」

「画廊「国会」5000万円級絵画も 」 の記事について。

貰ったでなくて、国の予算で「買った」となると、腑に落ちない国民も多くなるのは、このご時勢、仕方ないのかな。元はと言えば税金だし。
確かに国の中枢の壁が、コンクリ打ちっぱなしで年中ヒンヤリしてたら、ガッカリだけれども。
多少の「華」も必要でしょうが、そこは…ね。

今、節約で切り詰めながら生活をしている家庭って、結構多いし。
そもそも借金まみれのお国ですから。
某プロデューサーも、色んなものを売りに出して、凌いでいたのだから。
彼は何かを間違えたけれどもね。

国会議事堂の建物自体が既に、美術品のようなものなんだから。
絵画の数枚が無くても、政治的混乱は起きないと思う。





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2008年11月3日月曜日

「警視庁は自殺と見て、捜査を進めています」

久しぶりにHOTの紅茶を飲んだら、冬になった。

人が死ぬ人が死ぬ。
映画とか音楽とかドラマとか、最近の作品は、よく人を殺すなぁ。

生きるか死ぬかの瀬戸際場面が一回くらい出てくる。
結局誰かの生死がはっきりして終了。
主人公が病気で死ぬとか。
奇跡で助かるとか。
誰かが死ぬ運命にあるとか。
極端、極端。
人の生死って最高の芸術なんだろうけれど、もうちょっと工夫してくださいな。

こっちは人が死ぬことなんて慣れっこなんです。

最近食品だろうが農水省だろうが、政治だろうが経済だろうが、 どんな問題でも結局は誰か自殺。
今回の金融ショックでも誰かが首を吊るか頭をブチ抜くんでしょう。
人が死ぬのに飽きてきた。


TVは現実に色んな化粧を施してくれる。
すっぴんは飲み込むのにキツすぎる。
グロスでベットベトにして、甘いチョコにして頂くものです。

なんてね。
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2008年11月2日日曜日

パンは危ないから、コーンフレークにしなさい。

小学生がパンを喉に詰まらせて亡くなったそうです。
なぜか校長先生が責任追及されています。
「今までにこんな経験をしたことが無い。」って言ったかららしい。
そりゃそうでしょ。 なんで怒られるの??

報道の「事実部分」が正しいのであれば、100%事故でしょう。
食中毒とか、体罰とかでもなく、大きなパンを無茶食い。
大人でも、それしたら死ぬよ。
某国の大統領(62歳)も、プレッツェル喉に詰まらせて倒れたでしょう。
変な食べ方をすれば、どんな食べ物だって凶器になる。
小学校6年生であれば、そのくらい知ってるはず。
というか、それって小学生になる前に身に着けているべき「教育」なのでないの?
それを入学前に教えるのは誰?

基本、「勉強」するところが学校。
生き方までは教えられない。
「大きいパンは、食べられるくらいの小さいサイズにしてから口に入れて、よく噛んで柔らかくしてからいただくんだよ」って勉強ではない。 (いわゆる、躾。)

「息子に謝ってくれよ。校長先生。」

申し訳ないが、子供に本当に謝るべきは両親です。
「食べ方」=「生き方」でもあるわけで。
両親は生き方を子供に教えなかったのさ。


子供は何にでも一生懸命になれる。
ガチンコで挑もうとする。
鉛筆一本だって、使い方を誤れば武器になる。
四六時中、武器に囲まれているの。
「それは危ない。」の一言の積み重ねが、生き方を教える親の義務でないかと考える。
それをやりたくないのなら、親になるな。

先生は忙殺直前なんですよ。
生徒はいつでも危険な状況にいる。
道を歩いているだけで、小学生が殺されてしまう世界に生きている。
そんな彼らを守ろうとしている。 でも勉強もしっかり教える。
生徒が楽しみにしてる体育祭とか、部活とか、そういった面倒だってみてくれる。

そんななかでも、モンスターペアレンツ=馬鹿親の意見も頻繁に聞かないといけない。
受験の指導だってしないといけない。
生徒だって、一筋縄ではいかない。

「うちの子には、特別補講をして欲しい」
お前が、やれ。 学校の教育は平等じゃないと成り立たないんだよ。

救急救命の講習だってしっかりと設けられているはず。
でも、そんなのに出ている時間なんてないんだよ。
親も、役所も馬鹿だから。
余計な仕事ばっか押し付けられる。

こんな正直、「どうでもいい責任」で先生が責められるのであれば、教育は崩壊です。

そりゃ、先生って人が「変人」って呼ばれるのも分かるよ。

それでも、教育に熱心になれる人は、本当に貴重な方々だよ。
最後の砦です。
あっぱれ。

あなた達は教育界の誇りだと思う。
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我々は愚民か?

対岸の火事で、なぜ我々が火の車に乗らなければならない?
アメリカで始まった金融危機。 メディアは世界恐慌の序章と煽り立てる。
「生活は厳しくなる」とコメンテーターの発言で我々は毎日不安に苛まれる。
どっかの会社が経営にヘマしたせいで、全世界が混乱しかけている。
よく考えると、馬鹿げている。

外資の保険会社。
公的資金を導入されて崩壊寸前まで落ち込んでいる。
あれだけ「安心」と売り込んでいたのに、強風でボキっと折れそう。
保険って最後の砦となる大切なもののはず。
もともとアリコは不祥事起こしすぎだし。
いざというときに、金を払おうとしない企業体質をどうにかしたほうがいい。
CMのタレントとかもういいから、CSRも全うできない企業は潰れるべき。
潰れたら潰れたでまた難民が出るんだろうけど…

「金融の崩壊だ」って、みんなお金大好きだから血眼になって必死必死。
社会を支えている教育、医療、福祉なんて二の次。
何よりもまず、お金お金。
選挙よりも経済対策優先なんだって。

教師のやることが多すぎて、授業に本腰が入れられなくても知らん振り。
医者、看護師の数が足りなくて、医療が満足に受けられない人がいても、それは自己責任。
年寄りには医療を受けさせないでとっとと死んでもらう。
年金なんて、職員のお小遣いにすればいい。ほっとけば後何年かで受給者は死んでいくし。
しんどくて、給料は上がらない。でも誰かがやらないといけない。介護現場で働く人の待遇なんて、永田町のおっさんたちはどうせ知らないでしょう。

総理大臣は、カップめんの値段すら知らない。
きっと缶コーヒーの値段も知らないでしょう。
「漫画が好きなので、麻生さんは好きです。」
ただの馬鹿。
小泉旋風に浮かれていた日本。
そのしわ寄せは、今確実に現れている。
それでも気がつかない。

いいかげん目を覚ませよ日本人。

この国が、腐りかけている。
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2008年9月23日火曜日

また、空を飛びたくなる日。

また、空を飛びたくなる日。

空の漆黒
白の中央線
坂道の先には青信号で
アクセル蹴り込んで空を飛べるはずだって。
太陽が月で中和された瞬間
彼は唆すんだ。

彼が恋に落ちたのは夕日と街灯
オレンジは心音に似ているんだって
「ごめんね」 受話器を置く姿が跪く少年の頭を打ち抜く軍人に見えたよ

「夜を待って、逃げ出そうよ」裾を摘む手は震えかけている。

円周率も知らない彼は
愛とは
正義とは
毎日考え続けているんだ
そのくせ夢には無防備で
命の目的なんか気づきもしないんだ。

僕も分からないけれど。

ブラウン管は現実に化粧を施してくれる。
すっぴんは飲み込むのに厳しすぎるから
だからグロスでベットベトにして、
甘いチョコにして頂くものさ

彼はいつもパソコンと向き合って
でも保存の仕方を知らないんだ
言葉をつなげては満足げ
電源を落として悲しくなる

「大切な瞬間に人は無力だ」
フランス映画から拾ってきた台詞を繰り返す

こんな道知らないのになぜ懐かしいと思うのだろう。
それは誰かの価値観を植え付けられて
統一された常識を持っているから。

誰もわかっちゃくれない
誰もわかっちゃくれない

そして彼はまた
まぶたの裏側に隠れるんだ。

2008年8月2日土曜日

この部屋は宝石箱。

朝からの仕事から帰ってきた後、深夜の地元をドライブするのがものすごく好き。


免許を取ったのが今年度初頭。 期限ぎりぎりまでサボりまくってやっととった免許。 「使うことはないんだろうなぁ。」 と思っていた矢先、親が車を購入。
日産の軽自動車。 PINOだったっけな?
地元の細い道をスルスルと通り抜けるには抜群のようで。



両親は免許を持っていません。


どうやら、家庭で免許を持つ僕と姉を専属の運転手にしたかったようです。

定年を迎えた父のわがままというやつでしょう。

「とりあえず練習しろ」とのお達しで、びびりながら公道デビューを果たしたところ、まんまとスピードの虜にされたようです、私。


FMトランスミッターを購入し、深夜の湘南をiPodをかけながら駆け回るのはものすごく素敵な時間。




色々な状況の変化がメランコリックにさせ、食事が取れなかったり、夜眠れなかったり、どうやら精神が滅入ってしまっている最近。



134号線を長々と滑っているときに、クリープハイプとTobacco Juice の音楽は、本当に沁みてくる。 タイトルはTonacco Juiceの「ガーベラ」って曲のワンフレーズ。



このバンド、曲中で「死ぬまでに後何回この場所にやってこれるのかい?」 って何回も尋ねてきやがる。




クリハイは、何回も明後日のことを意識させやがる。






この曲を作ったのは俺なんじゃないかって錯覚するくらい、自分の内側に飛び込んでくる。



やばいやばい、久々の半ベソ。
視界がぼやけて事故ったら、洒落にならない。

いつまでも、どこまでもアクセルを踏んでいけそうな気がした。
久々に、楽しいことを見つけてしまった。 こんなこと頻繁に出来るのも後わずかだから、飽きるくらいまでドライブしてやろう。
誰も知らない坂道を、沢山見つけてやろう。
宝物にしてやるのさ、助手席に誰かを乗せるまでに。

中。 明日は茅ヶ崎の花火だ。また浴衣着ていこう。夏を満喫してやろう。

2008年4月23日水曜日

C

 「永遠の輝き」なんてキャッチフレーズで知られるダイヤモンド。
ただ,こいつの正体は地下深くのマグマで高熱と強力な圧力で作られた鉱石。

 要するに透明な炭。

 ただこの炭が,恋人への愛の結晶となるのにも,紛争を起こし西アフリカの小さい国の平均寿命を35歳で終わらせてしまうのにも,理由がある。
今の科学技術ではダイヤモンドくらい人工で作れるし,透明で輝くものは他にもたくさんあるはずなのに,なぜか?


 鑑定書があるからだ。


 もっと言ってしまえば,鑑定員のおっさんの眼が良すぎるからだ。

 彼はなかなか厳しいらしく,色やら形やらにこだわって,その炭のランクをつけてしまう。
そのおっさんの「NO」の一言で,ほとんどのダイヤモンドの行き先はショウ・ウィンドウから工事現場にシフトされる。
 コンクリートやガラスを切る道具にされたり,レコード針の先っちょにつけられたりする。
ただどちらにしろ,どんどん削られてなくなるのがオチだ。


 そのおっさんに認めてもらうため必死で,宝石屋サンは世界中に穴を掘り続ける。

 最終的におっさんに認められた小さな炭は,銃を構えた兄ちゃんたちに囲まれて,スポットライトを当てられる。

 そしてそれを見た女の子はダイヤモンド以上に瞳を輝かせる。

 その瞳にヤられた男たちは,給料3か月分をその炭と鑑定書に交換して,永遠の愛を誓う。




どどのつまり,最終的に人の愛の重さを量れるのは,虫眼鏡を抱えたおっさんの両目だってことになる。



 そういえば,遺骨をメモリアル・ダイヤモンドにして,遺族に売るというサービスがあった。

  もしメモリアル・ダイヤをおっさんに鑑定してもらったらどうなるんだろう?
 愛だけでなく,人間をもランク付けできるようになるわけだ。

 おっさんたちは,神様の仕事でさえも代行できるようになった。

 ダイヤモンドよりもそのおっさんの眼球が欲しくなる。