2008年11月15日土曜日

目的は大学ではなく、働くこと。

進学教育とキャリア教育がコネクトするのは間近であると思う。
理由は二つ。

少子化によって、教育業界は市場を開拓しなければならない。
しかし、学習塾といえば基本的に大学受験以上のサービスは提供しない。
よって、大学受験こそがサービスの上限であり、天井である。現在のままではこれ以上にはなれない。
よって、これを取り外す必要がある。

フリーターやニート問題は、キャリア教育の欠落であると考える人もいる。
働くことにたいして、若者は意識が薄くなっている。
キャリア教育と進学教育は蜜に繋がっているはずだが、もはや大半が大学に入学する現在、大学→就職というレールが出来上がっている。今後は、このレールを生かす必要がある。
大学に入ってから、将来を決めるのは遅い。なぜなら、文理系は既に定まっており、進路は必然的に狭まってくる。「とりあえず大学」は「とりあえず就職」を生み出し、雇用のミスマッチを生み出すのだ。

入学前から将来の目標を定め、それに即した学校を選ぶというのは、今後ますます重要になってくるだろう。そのため、進学指導を含めたキャリア教育は既に高校生、中学生、小学生の段階から実施されるべきである。より良いキャリア教育を求める親は、学校だけではなく、塾にもキャリア教育を期待するのではないか。

1 件のコメント:

oki さんのコメント...

というか,20代前半で人生のレールを固定してしまうのは,焦りすぎなのかね。

何歳になってもいいじゃない。
レールを乗り換えても,ね?